子どもの頃に身につく姿勢はとても大切。なぜならば、0〜12歳までの期間に骨格や内臓が目まぐるしく成長するからです。
姿勢が正しくないと、背中や腰の痛みや目の疲れ、ストレスの蓄積、集中力の乱れなどの原因にも。本を読んだり、文字や絵を描きはじめる体勢が、猫背など悪い姿勢のきっかけになってしまいやすい幼少期の子どものことを考えたクッション。それが「p!nto kids」です。
子どもが座ることを楽に感じる体勢へと体を導いて無理なく正しい姿勢を身につけさせることから、余計な疲労やストレスのない心身を育みます。
幼い頃の私たちは最も負担の少ないバランスの良い姿勢で実に機能的に発達していました。なぜなら、そのバランスを身につけた時に子どもは座ることができ、立って歩くことができるからです。
歩き始めた頃の子どもの姿勢は、胸が前を向いていて腕が体の横にあり、頭は首の上に軽く保つことができています。ジャングルジムに登ったり滑り台を滑ったり、ブランコをしたり、体を動かす子どもの遊びの多くが、胸を前に向けて背筋を伸ばす動作です。様々な活動を繰り返しながら子どもは自分の体を支えることと動かすこと、それに最適な姿勢を身につけていきます。
そうやって身につけてきた重心のバランスのとれた姿勢が崩れていくのはいつからでしょう?
伸ばす姿勢より丸まる姿勢が多くなる時期つまり長時間の勉強を始める時期なのです。最近ではもっと早くから長時間ゲームをする子どもが増えているので、猫背開始の時期はどんどん下がっていると考えられます。また、大人サイズの生活環境も子どもが姿勢を崩してしまう原因となっています。
悪い姿勢は、疲れやすい、呼吸が浅くなる、頭がスッキリせず集中力が乏しくなる、目が悪くなる、動作がぎこちない等、様々な身体運動的な不具合を引き起こすだけでなく、子どもが豊かに成長するために必要な様々な環境の情報を受け取る感覚機能まで低下させてしまいます。
子どもの骨格バランスを整えるエスリーム技術を用いて作られたピントキッズの形状は、子どもが姿勢良く座り、ダイナミックに動き、また正しい位置に戻るということを自然に導き、知らず知らずの間に学習や作業の効率アップにつなげていきます。
ピントキッズを使った姿勢育ては、運動と感覚をいっぱい使って「環境と豊かに関わる力」を育て、子どもが「自信を持って生きる力」を育てます。
商品仕様
製品名: | p!nto KIZS (ピント キッズ) |
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型番: | PI1014 |
メーカー: | 株式会社ピーエーエス |
●商品名:p!nto KIDS
●サイズ:W380mm × H380mm × D380mm
●推奨身長:110cm 〜 145cm
●クッション素材:ポリウレタンHRフォーム
●カバー生地:ポリエステル100%
●販売元:株式会社ピーエーエス
■ピントとは
座るだけで体がピンと!疲れていなかった自分に戻る正しい姿勢の習慣。
私たちが動きを覚えはじめた頃の姿勢は、機能的で、身体への負担が少なく、疲れにくい効率的な活動をつくり出していました。
しかし、様々な習慣やクセ、運動不足による筋力の低下、けがや痛みをかばった動きなど、日常生活の中の身体を歪める様々な原因により、現在の私たちの姿勢習慣は、骨の配列を乱し、筋肉のアンバランスな状態をつくり出しています。
それはやがて血液やリンパの流れの停滞、凝りや痛みを引き起こしてしまいます。歪みを抱えた身体は、すぐには元には戻りません。
しかし、歪んでいったのとは逆の過程で、正しい姿勢の習慣を身につけることができると、身体は徐々に本来の軸を取り戻しはじめます。
『正しい姿勢の習慣』。それは自分の身体に、本来あるべき骨の配列や筋肉のバランスを伝え、偏りを減らし負担の強い場所をなくして、最も自然な状態に戻してあげることだと考えます。
「p!nto」はそのニュートラルな状態を見つけだす三次元立体構造システム「エスリーム」技術によって生み出されました。
それは一般的な姿勢矯正器具ではなく、座り続けることで身体が持っている正しい軸の情報を与え続け、自分本来の快適な姿勢へと導いてくれる姿勢環境です。
■骨と筋肉の正しい配置が正しい姿勢の習慣を!
【おしりの支え】…骨盤の横倒れを防ぎ、座位バランスの要となる、座骨の正しい位置情報を与えます。
【骨盤の支え】…骨盤のゆがみと後傾を防ぎ、体の土台を保つための正しい位置情報を与えます。
【足の支え】…足の余分な緊張を防ぎ、股関節を動かしやすい正しい位置に大腿部を保つための情報を与えます。
■開発ストーリー
「背もたれのないコンフォートなものができないだろうか、切り株のような。なぜなら、背もたれのないオープンな空間でセミナールームをデザインしたいから。」というシモーネ氏からのリクエストから、p!nto TRONCOのデザインは生まれました。
そして、シンプルでありながら、体を整えるメソッドを十分に備えた形は、ミラノフォーリサローネの会場に訪れ、セミナーに参加された多くの方から高い評価をいただきました。
【Simone Micheliプロフィール (イタリア)】
プロダクトデザイナー
フィレンツェ、ミラノを中⼼に世界に5拠点を構え活動。ホテル、オフィス、レジデンシャルプロジェクトを中⼼に、公共施設からプライベートプロジェクトまで幅広く⼿掛ける。世界各地の国際建築カンファレンスに参加するほか、多数の⾒本市や展⽰会のキュレーションを実施、また、ミラノ⼯科⼤、デザインスクールの教授でもある。媒体掲載や国際賞の受賞も多々。
【野村 寿子プロフィール】
シーティングデザイナー/作業療法士
作業療法士歴35年。年間300件を超える採型を行い、1万人以上の姿勢に関する相談や、様々な姿勢に関する悩みを解決。6年間で23万台販売のp!ntoシリーズをデザイン。著書、講演なども多数。BSフジ「一滴の向こう側」出演。
■場所を選ばず、いつでもどこにでも
●ご飯を食べる時も正しい姿勢で
●ゲームだって正しい姿勢で出来る
●勉強の時も正しい姿勢で集中できる
●本を読むときだって、正しい姿勢で読めちゃう
■p!nto KIDSがある時とない時の比較