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南国フィリピンの 強い紫外線 を浴びて繁殖する原種の天然カリカパパイア。
熟す前の青パパイアのみを主原料とし一年間発酵・熟成・自然乾燥させ、単一
成分の抽出や化学的処理を行わず、増量剤、ビタミン類、防腐剤などの化学物
質も一切使用していない『100%自然主義』ののパパイア発酵食品です。赤ちゃ
んからお年寄りまで、安心してお召上りいただけます。
■コロンブスもう一つの大発見
ヨーロッパ人が新大陸を発見したとき、パパイアの摩訶不思議な力に驚いて
祖国に持ち帰り、その種をまき広めたといわれています。
そのヨーロッパ人こそ、新大陸発見で歴史にその名を刻んだ「コロンブス」。
コロンブスは魔法の木の実として、その種を本国に、持ち帰りました。
■世界各地で重宝されたメディカルフルーツ・パパイア
不思議な働きをするパパイアのことを古代の人々は、「メディカルフルーツ」と
呼んでいました。
メキシコのユカタン半島に今も残る、マヤの人々が造ったといわれる2万以上
にもおよぶ古代ピラミッドの周囲には、パパイアが群生しています。
■紫外線との戦い
植物が進化してきた歴史の最も重要な課題は、太陽光線の、とりわけ紫外線
という殺人光線に、いかに打ち勝つかということでした。
当初、紫外線の当たらない海中での活動だった古代植物は、その後、何千万
年の時間をかけてDNAを改良し、紫外線に打ち勝つ力を得て、世界中に繁
殖していきました。
地球上で、最も紫外線が当たる時間の長い赤道付近のジャングルで、パパイ
アは強力な繁殖力で成長を続けてきたのです。
パパイアをはじめ、古代より生き続ける植物には、酵素や多糖類や稀有元素な
どを含む生理活性物質などがたくわえられており、これらは長い進化の過程で、
人間も含めた動物一般にとっても、とても大切なものとなりました。
■青パパイア
沖縄では、青パパイアが肉を柔らかくするモノとして昔から食べられていました。
パパイアに含まれるパパイン酵素などが、たんぱく質や脂肪を分解する力を
持っているからです。
■パパイアを長い時間をかけて発酵させる意味
低価格を優先している健康食品は、短時間で発酵させ大量生産したものです。
長時間かけて発酵したものとは、関与する微生物の種類や数が全く違い、短
期発酵させた食品が2〜3種類の楽器による小編成のオーケストラだとすれ
ば、自然の環境で長時間発酵させた食品は、十何種類もの楽器を使った総
勢何十人というオーケストラ。それくらいの大きな差があるのです。
日本の醗酵技術が発達した理由の1つは、世界に類を見ないほど照葉樹林が
多く生息しているということです。照葉樹林のおかげで、気候風土など、温度
湿度が微生物の繁殖に適していたからです。世界のバイオテクノロジーの研
究者たちが、驚異の目でもって研究している常温保存の決め手、麹菌は、日
本ではすでに600年前には日本酒製造の技術として一般化していたのです。
最新鋭の無菌工場も大切なのですが、子供を育てるように、温度・湿度など
様々な環境要因を整え、厳しく管理する経験豊富な技術者がとても重要な仕
事をしています。醗酵技術とは、酵母が住みやすい環境をいかにつくるかと
いうことです。
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