●品名:桃ジャム
●原材料名:桃(信州小布施産)、砂糖(ビートグラニュー糖)、レモン果汁
●添加物:酸化防止剤(ビタミンC)
●内容量:260g
●保存方法:直射日光を避けて常温で保存して下さい。
●販売元:株式会社恵風
■「OBUSE Meguru Lab.」
葛飾北斎や小林一茶ゆかりの地、長野県小布施町で「OBUSE Meguru Lab.」を営む工藤陽輔さん。目指すのは太陽のように明るく愛にあふれた農園です。
食べる人の健康を心から願い、そのために自分は何が出来るのかを真剣に考え、野菜は農薬を使わず自家培養の微生物を活用し、また果樹は農薬を極力減らし、植物の生命力が最大限に引き出されるよう従来の剪定方法とは真逆の剪定方法で栽培しています。
また更には、独自開発の発酵液「Meguru」を活かした栽培や、「自然が教える生命研究会」に参加するなど、自然の法則(たった一つの法則)を学びながら、自然の営み、その法則を自らの農園に当てはめ、何が足りないのか、また何が必要なのかを適切に判断できる能力を身に着けています。
そんな工藤さんがつくる野菜やフルーツは、とっても優しい味!作り手の心が、そのまま野菜やフルーツに現れることが実感できます。どうぞご体感下さい。
■「OBUSE Meguru Lab.」工藤さんの原点
「OBUSE Meguru Lab.」工藤さんは静岡県出身。その工藤さんが、信州小布施で農業を始めるのにはきっかけがありました。
それは技術大学生時代の6年間、共にラクビー部で汗をかいた友人鈴木宏道さんの存在です。
その鈴木さん、技術大学卒業後、研究者としての道を歩み始め、人生正にこれからという時、突然のガン宣告…その後鈴木さんは、思い悩んだ結果、長野県小布施で農業を営むご実家に戻られる決断をされました。
ちょうどその頃、工藤さんもご家族の体調不良などをきっかけに、食への意識が高まりはじめ、小布施で農業を営む鈴木さんの所に、遊びがてら農業のお手伝いをされるようになりました。
そこで鈴木さんの行っていた微生物農法。農産物や食品残渣を利用した、正に循環型の農業に大変興味を持ち、自身もやがて、この地で共に農業をしたいと決意。2014年夏、小布施に移住されました。
そして2015年春、鈴木さんのご実家で里親農業研修開始。さあこれから共に農業を通して切磋琢磨していこうと思ったその時、友人鈴木さんは永眠されました。
当時はその喪失感に、一時は全く未来を見通すことの出来ない辛い時期もありましたが、鈴木さんのやりたかったこと、やり残したことを自身が引き継いでいくと決意し、そして今に至ります。
当初工藤さんは、野菜の栽培で就農する予定でしたが、野菜に加えて、鈴木さんの残した果樹栽培も引き継ぐことを決め、鈴木さんのやりたかった果樹栽培での無農薬化、そして町から農薬を減らすことにも今挑戦しています。
鈴木さんが導いてくれたこの地で、また鈴木さんが残してくれたものを背負って、工藤さんの就農独立はスタートしたのです。
鈴木さんが亡くなってしまったのは本当に残念ですが、今も続くその友情と、農業の恩師としての鈴木さんに対する尊敬、そして感謝の気持ちが、今の工藤さんの原動力、そして原点となっています。
■「Meguru」とは
「めぐる」とは、工藤さんが就農するきっかけとなった鈴木宏道さんが生前開発された発酵液です。
鈴木さんは、微生物工学で博士号まで取得されたその道の専門家でした。その鈴木さんが、集大成として開発されたのが、地元小布施で栽培された玄米と黒大豆(農薬未使用)、りんご(減農薬微生物栽培)から、発酵菌を採取して培養した「めぐる」発酵液です。
現在その「Meguru」の技術は、工藤さんが引き継がれ、農業はもちろんのこと、様々な活用法から、今でも多くの皆さまにご活用いただいております。
■自然が教える生命研究会との出会い
独立して間もなく、ある農業者が集まる勉強会に出席したのがきっかけとなり、志高い農業者が集まる「自然が教える生命研究会」のことを知ります。
その後、すぐさま沖縄で開催された「自然が教える生命研究会」に参加し、いかなる状況であっても的確な判断能力を持つ会の参加者達の能力に驚き、またそれがたった一つの法則を知ることで説明できることに感銘を受ける。
今では長野県の「自然が教える生命研究会」の中心的な存在となって実践されています。
■「OBUSE Meguru Lab.」の特徴
・りんご・桃・プルーン・野菜を栽培し、人も果樹も野菜も皆同じ生命としてみることで、その環境を整え、日々の対話を大切にしています。
・発酵技術、微生物の力を活用して土づくり、環境づくりをしています。
・野菜は農薬を使わずに栽培しています。
・果樹は現状どうしても農薬の散布が不可欠ですが、その使用は極力減らし、また植物の生命力が最大源引き出されるよう従来の剪定方法とは真逆の切上剪定にしています。
・自然のしくみを応用して、自家培養した発酵菌を更に機能的にし、それを使用して植物の活性を促しています。
・野菜やフルーツを食べていただける方々が元気に、そして健康になれるよう薬草レベルの野菜やフルーツの栽培を目指しています。