善光寺御開帳

　　　

　　　

　　　

今日は5月5日子どもの日♪
ゴールデンウィークも終盤となります。

　　　

一昨日は家族3人で、
善光寺仲見世にある妻の実家のお手伝いに行きました(^-^)

　　　

今善光寺は七年に一度開かれる御開帳の真っ只中で、
多くの参拝客の方々で賑わっています。

　　　

期間は4月3日～6月29日まで。

　　　

4月当初は、通常よりやや多めの参拝客だったため、
やはりコロナ禍では難しいのかな～等と思いきや…

　　　

ゴールデンウィークに入ってから急激に人が増え…
一昨日は回向柱から200ｍ以上の長蛇の列が出来！
善光寺は活気に満ちています！

　　　

まさにこれが
エネルギーであり醗酵です。

　　　

妻の実家は代々続く仲見世のお土産屋…

　　　

数年前義父が亡くなってからは、
80近い義母が一人で切り盛りしています。

　　　

善光寺も年々日本人参拝客が減っていくなかで、
ここ数年は政府がすすめたインバウンド計画によって
外国人参拝客が増え…

　　　

今では数少なくなった
昔ながらの日本風のお土産を扱っている母の店は
その外国人観光客の人々に人気の店でした。

　　　

ところがコロナ禍で外国人観光客は消え…
オマケに日本人参拝客も激減…

　　　

どの仲見世商店も経営危機の中…
とうとう1200年以上の歴史を持つ善光寺…
その仲見世にもスターバックスという外資が入りました。

　　　

厳密に言いますと…
コロナ禍以前にその計画は既にあったのですが…

　　　

ですがこのまま行きますと…
いつしか仲見世の半数以上は外資…
等という時代が来るのかもしれません。

　　　

文化を守るとは…
どういうことなのでしょうか…

　　　

善光寺一つとっても、その参拝風景や、
仲見世の様子も随分と様変わりしてきました。

　　　

以前は善光寺ゆかりのものや
地場産のものを数多く揃えるお土産屋が主流でしたが…

　　　

今はお洒落なカフェや飲食店…
アクセサリーショップが立ち並ぶ風景へと変化してきています。

　　　

恐らく経営的な面を考えますと、
その方が利口だと言えるのでしょうが…

　　　

そこは頑なに
以前と変わらぬお土産を貫く母の店…

　　　

ここは家族間でも、
これまでに何度も議論を重ねてきましたが、
最後は母の意志を尊重してこのままのスタイルを保っています。

　　　

恐らくこの後経済がどんな状況に陥ろうとも…
私達の生活がどんな状況になろうとも…
善光寺という存在は残り続けるのだと思います。

　　　

そして仲見世という存在も、
この経済の流れに翻弄されながらも、
何かしらの形で残っていくのだと思います。

　　　

母の店が今後どのような形で残っていくのは分かりませんが、
代々続くその型を遺したいという母の意志を尊重して、
少しでも長く続けられればと思っています。

　　　

もし御開帳期間中…
信州善光寺を訪れる機会がございましたら…

　　　

是非善光寺仲見世にお立ち寄り下さい(^^)

　　　

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